投資貸借取引について

賃借取引といわれてもピンとこない人も多いかもしれません。
これはわたしたち一般の投資家には直接関係がない取引方法なのです。
この取引を行うのは証券会社です。
証券会社は顧客のニーズに対応して資金や株式を提供することになります。
しかしこの資金や株式が不足してしまう場合もあります。
そんな時に証券金融会社から調達する取引のことを賃借取引と呼んでいるのです。
では証券金融会社とはどんなものなのか、という疑問を持つ人も多いでしょう。
これは資金や株式を融資することを専門にしている企業のことです。
金融市場は原則としてこの証券金融会社が証券会社に資金や株式を貸し出すことによってなりたっています。
証券金融会社は日本では日本証券金融、大阪証券金融、中部証券金融の3社があります。
なぜ証券金融会社というものが必要で、賃借取引というものが存在しているのでしょうか。
それは信用取引が重要なカギを握っています。
信用取引で売りが先行した場合、購入した分よりも超過してしまい、証券会社で株式が調達できなくなる場合があるのです。
ですから信用取引を行う場合には証券金融会社から株式を調達する必要が出てくるわけです。
証券会社は借りた株式や資金に金利を加えて証券金融会社に返済することになります。
この点は投資家と証券会社との関係と同様です。
この賃借取引は株式の需給の動向をチェックする重要なポイントとなるため、投資家にとってはまったく関係がないというわけではありません。
覚えておいて損はない用語でしょう。
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